Michikusa道草

ハムスター

5月のおわり頃、我が家に3代目ハムスターがやってきた。

大の犬好きで犬と暮らすことを常に夢見ている長女。
うちのアパートは賃貸だがペットOKなので
飼おうと思えば飼えるのだが、3人娘の世話で
もういっぱいいっぱいなので犬を飼うのは無理。

で、長女はかなり妥協して「ハムスターが飼いたい」と
言い出した。それでもまだ小さかった三女が上手に
小動物を扱えるかどうか不安だったのでしばらく
おあずけだった。

だが、とうとうしびれを切らした長女は自分の誕生日の
プレゼントとしてハムスターを要求。良く考えた
結果、ゲームよりはいいだろうという結論に達し、
この度長女の要望はめでたく可決されたのだ。

こうして今我が家のリビングの隅っこに新しい家族が
住み着いた。

娘達はハムがかわいくてたまらないらしく、気がつくと
ハムのゲージのそばに座ってハムのやつを観察し、
その一挙手一投足に見入り、かわいさのあまり
爆笑して転げまわっている。

時々取り出してはみんなでキャーキャーと大騒ぎして
バカみたいに楽しそうだ。でもあまり触りすぎると
ストレスがたまって病気になるという私の助言を
守り、すぐにゲージに戻してはまた観察している。 

でも娘達は知らない。
彼女達が寝入った晩。私がハムのやつをそっと取り出し、
手のひらにのせて、そのかわいさに一人悶絶しているのを…。

                               さかもと

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