Michikusa道草

新入社員時代があった。

今年も国際物流業界に多くの新人が入社されたことと思います。どの業界も同じですが、その業界の専門用語、略語、言い回しがあります。慣れるのがまずは大変かもしれません。この業界にも沢山の専門用語があります。貿易、通関、船舶、航空機、外為、倉庫、運送関係など、これまでの生活ではあまり馴染みのなかった用語です。

私も20数年前は新人だったのでその当時を振り返ってみると、先輩や上司が専門用語を当たり前のように使いこなしているのを目の当たりにし、「かっこいいなあ」と思いました。この業界は貿易関係なので、英語を略した言葉が多いのも特徴です。今はスマホやインターネットで調べることができますが、私の時代は「貿易用語集」などの本を参考にしていました。やってはいけないことは、意味を知らないのに専門用語を使ってしまうことかもしれません。まずは用語の意味をしっかり把握してほしいと思います。分からないことははっきりと伝えたほうがいいと思います。先輩方はつい癖で分かっていて当然と思って指示を出すかもしれませんので、必ず質問や確認は必要です。

調べたいのだけど漢字が思い浮かばない用語もたくさんありました。
「しょっけん」「どうけん」「にっけん」「れいけん」「かんけん」「かんかん」「たいさ」「あんぶん」など。それから専門書で勉強すると文面の単語(主に英語の略語)の読み方が分からず、先輩の口から発せられるのを聞いて初めて分かるということも多々ありました。(「BAF」「CAF」などは「ビーエーエフ」「シーエーエフ」とは言わないんです)

しかし心配はいりません。来年の今頃は先輩達と同じように専門用語を使いこなしているはずです。この業界は一般にはあまり知られておらず、華やかさには欠けるかもしれませんが、大変やりがいのある仕事です。 今年の新人にもこれからの国際物流業界を支え、活躍してほしいと思います。一緒に頑張りましょう!

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