Michikusa道草

黄昏時

昔から、知らない街を散策するのが好きだ。
太陽が沈みかけて月が出始める時間帯に。
2つの灯り、つまりトワイライト(two lignt)ゾーン。「不可思議」、「超常現象」が起こるとされる時間帯。
日本語では黄昏(たそがれ)時と訳されるのかな。

写真は釜山のある街の黄昏時の風景。
台湾の九份に似ている。九份といえば日本では“千と千尋の神隠し”のモデルになったとされ広く知られるようになった場所だ。

どこでもいい、誰も私を知らない街を旅してみたい。

ミッドナイト・エクスプレス。。。 “脱獄“を意味する隠語。
90年代を学生として過ごした私もかつて小説“深夜特急”にはまった。
私の場合は上海から入りバンコクから抜ける旅であったが。
中国の昆明、バンコクのカオサンでは様々なバックパッカー達と出会った。

またいつか旅に出ようと思う、黄昏時に。
そしていつか、雲が去った紺碧の空を見つけたい。

散歩大会

“第4回 釜山カモメ道歩き大会”に参加した。
釜山国際交流財団が主催しているもので海雲台ビーチをスタートして東に向かい松亭から折り返して帰ってくるという散歩大会。
5kmと10kmの2コースあるが初めて参加する私は5kmの方を選んだ。

開催日は前日までの雨がなんとか上がり曇り空。
10時集合で浜辺に設置された特設ステージではテコンドーなどの演武が披露された。
準備運動が“カンナムスタイル”の曲に合わせての変な踊りだったので思わず爆笑してしまった。

11時過ぎに“ぐだぐだ“な感じでスタート。
私はひょんなことから8か月の赤ちゃんをベビーカーで押して歩くアメリカ人と中国人の夫婦と一緒に歩くことになりコースもどうしても10km歩きたいと言い張る旦那さんに圧倒されて変更することになった。

お遊び程度の散歩道だと思っていたが歩く道は完全な登山道。 岩がごろごろしており昨日までの雨のせいで道は粘土のようにつるっつる。 予想よりもハードな展開にアメリカ人夫婦はベビーカーをたたみ赤ちゃんは抱っこバンドで抱えて歩くことになった。そしてたたんだベビーカーはなぜか私が担いで歩くことに。

アメリカ人の旦那さんはハングルがまったく出来ない。中国人の奥さんもほぼ同じレベル。
ハングル・英語・中国語の変な会話と肩に食い込むベビーカーの重さとで10km歩き終えた時の私は完全に撃沈してしまった。

来年からは一人で歩こうと思う。

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