Michikusa道草

通勤電車の出来事

 北九州市の門司から下関に電車通勤していた時の出来事である。いつもの様に朝の電車

に乗り込んだところ、電車のドアが閉まる直前、一羽のハトが飛び込んできた。

 間に合わないので、駆け込み乗車した人間様と同じように、素知らぬ顔であたりをうろつき

回り、餌を探し始めた。

 平然と乗客の間をうろつき回るのを見ると、人間様のこぼした食べ物があるのを知っている

ようであった。

 下関駅に到着し、ドアが開いて人間様が降りた後、悠然と門司方面に飛び去ったのを見て、

電車の中に、餌があることを知っていると確信した。電車にゆられて通勤するのは人間だけ

では無いようだ。

 門司駅、下関駅間の通勤客の何人かは、このことをご存じと思われる。

                                               R.N

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