Michikusa道草

がまくんとかえるくんの『おてがみ』

小学生の宿題に『音読』があります。子どもが教科書を読むのを聞いていると、私も昔習った懐かしいお話や、今回のように思いがけず大人の心を癒してくれるような作品に出会うことがあります。今週の音読はがまくんとかえるくんの話『ふたりはともだち』(アーノルド・ローベル作)の中のひとつ『おてがみ』でした。

がまくんとかえるくんはともだちです。がまくんはマイペース。かえるくんはやさしくてしっかり者。ある日がまくんはポストの前で「一日のうちで郵便を待つ時間が一番悲しい」と自分に手紙が一度も来たことがないと嘆きます。かえるくんは急いで家に帰って手紙を書いて、それをかたつむりくんに託します。手紙には『親愛なる がまがえるくん。ぼくは、きみが ぼくの親友であることを、うれしく思っています。きみの親友、かえる。』と書いてあります。かえるくんは手紙を出したことをがまくんに伝え、ふたりで届くのを待つというお話です。

しかし・・・
長男「なんでかたつむりに頼むん?だから4日もかかるんよ。」
次男「そうそう、自分で持って行けばいいやん。でも何で電話やないん?」

彼らの感想がこれだけではありませんように・・・

ひらい

あいさつ言葉

先日「こんにちは」と「こんにちわ」はどちらが正しいのかまじめに考えてしまいました。以前なら「こんにちわ」と書いてあったら迷わず「間違ってる!」って気づいたのに、そのうち「なんか違和感・・・」になり、とうとう「どっちが正しいの?」になってしまいました。

もちろん「今日は」だから「こんにちは」 です。小学1年生に「こんにちわ」と手紙に書いたら間違いなく笑われますよね。でも最近では「こんにちは」をあえて「わ」の発音と「和」をかけたり、親しみを込めて「こんにちわ」と書いてあるのを見かけます。

今は誰でもインターネットを使って言葉や情報を発信できる時代です。言葉の使い方が間違っているとわかっていて使っているのか、間違っていることに気づかないままなのか、正しいと思って使っているのかわかりません。間違った使われ方でも、使う人が多くなればそれもまた認められる・・・

そのうち「こんにちは」と「こんにちわ」、「どちらも正しい」なんてことになるかもしれませんね。ちょっと恐ろしい気がします。

※誤字脱字がありましたら御連絡ください。

ひらい

ナンバープレート

車のナンバープレートは前後同じが当たり前。でもコンテナを運んでいる車両は前後違うナンバープレートがついているように見えます。それはヘッド(けん引車)とトレーラー(被けん引車)がそれぞれ1台の車両とみなされているため、トレーラーにもナンバープレートがついているからです。時々ヘッドだけが道路を走っている姿を見かけますよね。もちろんヘッドだけを見ると前後同じナンバープレートがついてます。

一般的に海外から到着したコンテナ貨物は港湾地区の倉庫や冷蔵庫で一度デバン(コンテナから貨物を出すこと)され、トラックで配送されることが多いのですが、最近は貨物をコンテナに入れたまま港湾地区以外の場所へ運ぶことが増えています。ですから一般の道路でもコンテナを運搬しているトレーラーを見かけることが多くなっていますので、前後違うナンバープレートの車両を目にする機会もあると思います。

この話を隣で経理をしている彼女に話したら「えっー、知らんかった!」って驚いてくれたので記事にしました。(記事にするかどうかの基準が彼女でいいのか・・・)

ひらい

歯医者さん

ちょっとした油断からこどもにハイチュウを食べさせてしまった。それはハイチュウが悪いのではなくて、うちの子の食べ方が悪いんだと思う。治療済みの歯のかぶせものがとれてしまい、歯医者さんへ連れて行くことになってしまった。私とこどもが通っているのは「年中無休、夜8時まで」「個室でDVD付き」の歯医者さん。日曜日、祭日はもちろんお正月やお盆まで営業している。こんな歯医者さんだから先生もちょっと変わってる。

ある日私が治療の待ち時間に本を読んでいると何を読んでいるのか尋ねられた。「密室、バラバラ殺人事件」と私が答えると先生が嬉しそうに、「死体をバラバラにするのって難しくないんですよ。女性でも可能です。鳥肉と同じですよ、コツがあって間接を・・・」と延々と説明してくれた。(私今から治療なんですけど・・・) 

それから治療が終わるとこどもには「面白消しゴム(カップラーメンだったり、フルーツパフェだったり)」をくれる。こどもはそれが目当てでこの歯医者さんに通っている。いまどきの歯医者さんは商売上手ですね。

 でも歯の治療ってなんで終わらないのかなあ・・・

ひらい

保存してる?

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現役です。 

タイプライター、それからワープロ、今はパソコン。これまでにたくさんの文章を作ってきたけど、失敗もたくさんしてきた。タイプライターは打ち間違え、ワープロは間違えて電源を抜いてしまう、パソコンはフリーズ。その度に自分に対してのやり場の無い怒りがふつふつと ・・・なんで保存してないんだ!!!(タイプライターは無理だけど)

子どもとゲームの世界も同じで、ゲームの最中に「あーあ、止まった・・・なんで!もう~」と泣き出してしまう。「なんで途中で保存してないの?」私はつい言わなくていいのに無駄なことを言って、彼らのやり場の無い怒りに油を注いでしまう。本人が一番わかっているのに。私だってこの悲しさやせつなさは痛いほど理解できる、会社で何度泣いたことか。

思えば母も同じような目で私のこのことを見ていたと思う。習字が上手く書けない、エレクトーンが上手く弾けないと泣いている時とか。その時母は「お母さんがやってあげようか、教えてあげようか?」と言ってくれた。でも私は「お母さんにできるわけないし、意味ない!」と余計に腹を立てていたと思う。

気がつくと私も子どもたちに同じことを言っている。「ゲーム貸して。お母さんにやらせてよ、できるかもしれんやん。」そして彼らから冷たく「お母さんにゲームにできるわけないし、何のボタンかわからんし、進められんし」と言われる。それはそうだ、こっちだって始めからやってやるつもりはない、っていうかできない。でも何とかしてあげたいと思ってしまうからつい言ってしまう。でも彼らはなんとなく落ち着いてくる。怒りをぶつける相手を見つけたからか、お母さんって意味わからんって思ってあきらめるのか。でもこの種類の感情は、これから彼らが自分の中で解決していかなければならないんだけど・・・(大人になるともっともっと自分の思うようにはならないことが多いんだよ~)

私も一緒にゲームができたらいいんだけど・・・でもそうすると誰がご飯作るの?

ひらい

「ギャング」って?

個人的に昔から気になっていた業界用語「乙仲」に続いて、今回は「ギャング(gang)」について調べてみました。

ギャングといえばアメリカ。ギャング映画といえば?前のデスクで仕事中の映画好きに聞いてみました。レオナルド・ディカプリオの『ギャング・オブ・ニューヨーク』 デンゼル・ワシントンの『アメリカン・ギャングスター』 あれっ・・・『ゴッドファーザー』は? あれはギャングではなくマフィアだって、確かに。ということで「ギャング」という言葉からはどうしてもこわ~いイメージが。

 一般的に「ギャング(gang)」とは暴力的な犯罪集団のことですが、海運業界で「ギャング」とは、「船から貨物を積み卸す荷役作業の労働者チーム」のことを言います。在来船では船内荷役の労働者の単位で1ギャング4人~13人程度(船、貨物の種類によって人数は違います)、コンテナ船ではガントリークレーン単位で8人程度のようです。「この作業だったらワンギャンで1日、ツーギャンで半日かなあ」(ひとつの荷役グループでの作業なら1日、ふたつのグループでするなら半日)などのように使用されます。

では海運用語の「ギャング」とアメリカの「ギャング」、何か関係があるのだろうかという疑問がふつふつとわいてきたので調べていくと、以下のホームページを発見。

海運雑学ゼミナール/社団法人 日本船主協会
http://www.jsanet.or.jp/seminar/text/seminar_069.html

(船や港、海運に関する雑学がいっぱいです)

ホームページによると「gang」の語源はドイツ語やオランダ語で「行進」「行列」を意味する言葉だそうです。そして現在のオランダ語でgangは「通路」という意味。この言葉がイギリスに渡り、行進や行列をする港の労働者集団が「ギャング」になり、「通路」という意味からgangboard(ギャングボード)・gangway(ギャングウェイ)=船と陸または埠頭の間に渡された踏み板、渡船橋、舷門 という海運用語として使用されていることがわかりました。暴力集団の「ギャング」と海運用語の「ギャング」、語源は同じでも違う方向へ発展した言葉でした。
 

・・・それにしてもこの業界用語って難しい。

ひらい

「乙仲」って?

通関業者である私達は「乙仲(おつなか)」と呼ばれることがあります。仕事についたばかりの頃、この呼び名にとまどった覚えがあります。そのままなんとなく受け入れてきて早くも十数年、ここであらためて言葉の背景を調べてみました。

「乙仲」とは戦前の呼び名で、現在の「海運貨物取扱業者」略して「海貨業者」のことだそうです。港湾荷役、通関、はしけ運送、検数、鑑定、倉庫業者などが「海貨業者」と呼ばれています。「乙仲」という呼び名があるということは、「甲仲(こうなか)」(現在こちらはほぼ使われていないと思います)という呼び名も存在していました。戦前の海運組合法で定期貨物を扱うのが「乙仲」、不定期貨物を扱うのは「甲仲」と定められていたようです。海運組合法は既に廃止されているのですが、そのなごりで今でも「乙仲」と呼ばれるようです。

 ところで、長い歴史があり、古い体質をもつこの業界ですが、目覚しく進歩し続けているのもこの業界。今は海外からの貨物輸送はコンテナが主流、そのコンテナを運ぶコンテナ船は日々進化し続けています。

どれだけ進化しているのかというと・・・

K-LINEの大型コンテナ船 『GOLDEN GATE BRIDGE』
20FTコンテナを5,500個積載可能http://www.kline.co.jp/plaza/fleetnavi/container_golden.html

 残念ながら博多港では見ることはできない本船なので、せめて写真だけでも眺めていただきたい。オンデッキにはK-LINEのロゴの入った真紅のコンテナが4段5段と積み上げられています。(ちなみに7段積めるコンテナ船もあります)かっこいい・・・ですよね。

船はこんなに進化し続けていますが、船社や海貨業者のお客様の貨物を大切に扱う気持ちはずっとかわらないものだと思います。

ひらい

愛、読書。

ここに書くの緊張しますね(笑)
えっと、意外かもしれないですけど、私、本を読むのが好きなんです(笑)
というか、嶽本野ばらさんという作家の書く本が好きなんですよね。

仕事帰りに本屋に寄っていくつか本を手にとって見るんですけど、
結局この人の本を買ってしまうんです。
内容が深いというかなんていうか、言葉がきれいなんですよ!

ロリヰタという本の中に、
「想いは言葉にしないと伝わらない。」
「伝える必死さこそが想いを運ぶのです。」
という言葉が出てきました。
ものすごく心にきて、なんか共感しました(笑)
本で全然泣けました!

本を読むとすぐ感情移入してしまうんですよね・・・(笑)

他にもいっぱいいい本があります。
代表作だと「下妻物語」になるんですけど、私はこれは読んでません。
「下妻物語」は是非映画で見てください(笑)
恭子ちゃんがかわいいです。

紫外線

最近梅雨入りして、じめじめとした季節になりました。

この梅雨が明ければ夏です☆

夏はアウトドアなイベントが増えてきて、焼ける季節になりますね。

でも、紫外線も強いし焼けるのがいやだなぁと思ってしまいます。。。

今まで紫外線について考えたことがあまりなかったので、今回この機会に調べてみました。

紫外線が強いのは、今真っ只中の梅雨の季節ですが、晴れ間の紫外線は要注意のようです。

紫外線は、4~9月に1年間の70~80%が注がれ、1日では正午をはさむ数時間が最も強いそうです。

対策は、しっかりした織目、編目の生地の洋服で、白より黒いものがいいそうです。

日傘もさし方によって、顔に浴びる紫外線を防げてない場合があるようです。

 

最近では、幼稚園生たちの帽子が私が小さかった頃とは全然違うように思います。

イメージとしては、防災頭巾(?)みたいな形で耳まで防ぐ形の帽子をよく見かけるようになりました。

私が小さい頃は、普通の赤白帽(?)だったけど、この10年20年で地球温暖化も進んだんだなぁと思いました。

去年は、5月頃に七部袖の服で昼間外にいたら、見事に焼けてしまいました。

まだ5月と思って油断してたら、腕がきれいに真っ黒です。。。

皮膚ガンや病気の原因にもなる紫外線には、これからはもっと意識して気をつけようと思います。

 

確定拠出年金

こんにちは。川口です。

二度目の育児休暇から復帰して、早いものでもう6ヶ月がたちました。

子供に邪魔されず、職場で一人過ごす時間は貴重な時間です。

お金の管理や、財形などにうとい私ですが、老後に備え

自分で年金を掛けています。

確定拠出年金というもので、個人型の年金です。

確定拠出年金とは 拠出された掛金が個人毎に管理され

加入者みずから運用し、その結果によって年金受け取り額が決定する

年金(←みずほ銀行HPからの引用) です。

掛金全額が所得控除されたり、もしも(万が一?)転職することがあっても

転職先に持ち運びができる等のメリットがあります。

しかし、途中引き出しができないというデメリットも。

私は掛金が所得控除になることに惹かれました。

運用商品を自分で決めることができのも魅力かなぁ。

老後の年金に不安がある方、ぜひ ご一考下さい。

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